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ハマルカレー店主の世迷言
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アナログ親父が世間様にとりのこされてはと、
慌ててはじめた旅ネタ、料理ネタ、諸々ネタの支離滅裂なブログです。
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今年も色々有難うございました

2007/12/30 09:51
訳も分からず始めたカレーのネット通販
始めた時から ネット通販の大変さをイヤと云うほど聞かされていたのですが
なんとか持ちこたえ お蔭様で1年4ヶ月経ちました

しかし自分的には3,4年したように思える程
ヒジョーに中身の濃い時間に感じております

多くのブロガーさんに試食のご無理をお願いし
称賛の記事を書いていただいたり
又 中にはお口に合わず

「辛い酷すぎる 誰かこのカレーを食べて美味しいと思った人はメール下さい」
という記事もありました (笑)

そして面白いのは この不評の記事を見られて何人かの方からご注文を頂き
そして2人の方がリピーターさんになって下さいました

「んん、、、 よお分からん」

今まで経験のない通信販売ですが

北は北海道 南は沖縄からご注文を頂き
まだ行ったことのない 日本の各地がすごく身近に感じる
楽しい気分にもなれました

多くの方々のおかげで
今年でなんとかやっていける 見込みが立ちました

「本当に色々有難うございました」





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定年後の移住

2007/12/23 04:17
最近老後を 海外で過ごしたい人が増えているようです
物価の安い東南アジアなら 温かい所で豊かな老後を送れる
しかし悪質な詐欺にあう人も多々あるとか

被害にあった報道を見ていると
日本から数時間で行けるところですから
つい日本の延長線上に考えられているように見えますが
全くの別世界なんですよね

経済格差が有るが 文化も大きく違う
一応性善説で動く法治国家の世界から 
人というのは悪い事をするという前提のもとに成り立っている社会
性悪説が常識の世界に行くのですから

酷い所のスーパーマーケットなどに行くと
人はマンビキをするという前提で バッグなど入り口で預けさせられ
誰一人として文句を云う人もいませんから

初めての方なら一週間や十日の下見では多分なにも分からずじまい 
そして失敗されているようです

せめて数ヶ月現地でホテル住まいでもして
(一ヶ月滞在だと ホテルも大幅なディスカウントが有りますし)
移住の模擬体験でもされてはと思うのですが

先に住んでいる多くの日本人から情報収集をする
安全のための情報は自分で集めないと得られませんよネ 
タダの情報など ホント当てになりません

日本人は 自分の望む口あたりの良い話(ウソ)を聞くのが好きで 
いやな本質を避ける傾向があるように感じます

「なんや 女の人みたいやなぁ」 

でも海外で大金を使うのに なあなあ程恐いものは無いと思うのですが

日本のマスコミは ダマされた人は善 (被害者ですからネ)
ダマした方は悪(加害者)と 被害者を擁護してくれますが

向こうでは ダマされるのは間抜け
ダマす方は甲斐性者(ホンマかいな?)

警察はこれ位に思っていて 全く相手にしてくれないのはご存知のとおり

それと 昔からよく聞く話ですが 現地の人にダマされるのでなく
現地に住んでいる日本人にダマされるケースが多い

向こうにも良い日本人がたくさんいますが 
悪徳なのもイッパイイッパイ
日本からオイシイ人が来ないかと 手ぐすね引いて待っているんです

つい同胞だと信用したくなるのですが そこが相手のつけめ

外国で安易に人の善意を期待したり頼るのは すごく危険
まあ 日本でも同じでしょうけど

全く 当たり前なことをグダグダ書きましたが
定年後の 酸いも甘いもかみ分けた歳の方がダマされているのを聞くと
「なんで?」 と思い書いてしまいました

でも多くの日本人が 東南アジアで楽しい老後を送ってられるそうですし

「出来れば 私もそうしたいです」




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2007/12/17 03:31
堺の「梅栄堂」から大阪へ帰ってくると
家の者が近寄ってきて 人の体をクンクンと
「あんた どないしたん ええ匂いさせて」

ほんの 米粒ほど香を焚いただけでしたのに
体から良い匂いが 特に頭髪から漂ってくるそうです

これだからなかなか風呂に入れない昔の人が 着物や体に香を焚き込んだのですね
そして体臭と香が混ざり えもいわれぬ香りになる

香水でもそうですが 体臭と混ざってはじめて完結するんですネ

日本人のように毎日風呂に入り 朝シャンまでして
おまけに あのバカげた垢すりまでして
こんな無味無臭の体に香水をつけたりすると 
香水の匂いだけが浮いてしまいます
鼻をいたずらに刺激するだけなんですョ
 
「ホント 時には公害と思う時があるんですから」

風呂嫌いなフランス人 一生のうち3度しか入らないそうです
生まれた時と結婚式の前日 そして死んだときらしいですな(ホンマかいな)

耳のうらにアカがこびり付いた もちろん体臭もバッチリな
そんなパリジェンヌが香水を付けるから 
あのセクシィーな匂いにかわるのです
香水の出来上がった歴史ってものがあるのですネ

潔癖で奇麗好きな日本人が どのように真似をしても

パリジェンヌのような 「良い女」 には なれません

アラブでもそうでしょう
底冷えのする砂漠の夜には
カルダモンやクミン、スパイスの効いたご馳走をしつらえた部屋で
毛深く体臭のムンムンするアラブ人が 
はべらせた美姫をかき抱く (うっ、うらやましい)

赤々と燃える暖炉に伽羅の原木をくべるのです(太っ腹)
やがて樹脂がプスプス沸き立ち えもいえぬ香りにかわっていきます
そして 男と女のぬくもりと合わさって 
この世の物とは思えぬ 妙なる香りが漂いはじまるのです

こういう中で

「千夜一夜」が暮れるていくのでしょうネ

「あ〜 一夜でよいから そんな夜にひたりたい」

(なに訳の分からん妄想にひたっとおんね!!)





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堺 「梅栄堂」

2007/12/07 03:47
教えていただいた 所番地を頼りに行きますと
阪堺線(チンチン電車)が走る 広い通りに面した
大きく立派な二棟のビル

「へー ほんまに大っきい会社やな」

ここは室町時代から続いている老舗だそうで
昔は「沈香屋作兵衛」と称し商っていたそうです
訪ねていくと 社長 専務 お二人が応対してくれました

「ヴェトナムへ行ってられるんですか」
「ええ、食品関係の仕事で」 
(嘘といいますか少しはハッタリも・・・汗汗)

「伽羅は今 香港から仕入れてるんですよ
 仕入れは この専務が行ってるんですがね」

「伽羅は勉強されると面白いですよ
 うちでも 本当に良い伽羅は仕入れたうちの1割程度です」
(本職が仕入れてきても そんなものなんですね・・ンン奥が深そう)

「そう云えばアラブ人も伽羅をつかうらしいですね」
「むこうは 余り質のことは云わないんですよ 日本と使い方が違います
 薪(まき)をくべるように使いますから 使う量がけた違いですワ(笑)」

日本では馬毛蚊足などと マッチ棒ほどにも切ったら冷や汗タラタラ
さすがアラブのお金持ち 日本のようにイジマシイ使い方はしないんですね

「これで いくらですか?」
「90万円ですが」
「安いですね」 (ええ、値切られると思い高めに値付けしたのに)

「ちょっと焚かしてもらってよろしいですか」
「もちろん どうぞどうぞ」

「んんん、、 ちょっとうちで使うのと違いますね
 一度うちのを焚きますから比べてみて下さい
 これがうちで1グラム1万円の伽羅です」
(ウッ、1グラム3千円でもビックリしてたのに1万円!!)

焚いてくれたのを比べてみても 匂いの違いは分かりますが
どちらが良い匂いか さっぱり分かりません

1グラム1万円の伽羅も 私には「ネコに小判」でした




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伽羅 買ってきたけれど

2007/12/01 03:33
買ってきた伽羅
「どこへ持って行ったら売れるのか?」

調べてみると 四天王寺の前に「香林堂」という店がありました
ここは お香も売ってますし 「香道」も教えています
しかし全くの素人 値付けが難しい見当がつきません

「いくらで持っていったろ 90万円位やろか?」

考えても仕方がありません とにかく持っていきました
細っそりした 70歳前後の上品なご主人
伽羅を見てもらい 来意を伝えると
「ちょっと見せて・・・・ うん、悪い物やないな」
(ええで、ええで 内心ホクホクしたのですが)

しかし今日は仕入れの方がいないそうで 明日なら居るそうです
「それで値段は いくら?」
「90万円です」
「ああそう まあ明日来てみて」

どうも脈がある手応え
次の日勇んで行きますと

仕入れの方が居たんですが 見かけは私の一番弱いタイプ
狂言和泉流 節子さん似のヒキガエルタイプのおばちゃん
(ワ、 えらいオバハン出てきたがな 最悪やデ)

着物姿がなにかオドロオドロしい ここの奥さんのようです
(せやけど なんちゅう取り合わせの夫婦や
 そしてなんか この人が香道のセンセか?)

「うちは こんなん鑑定料もらうねんで」 初っぱなからのキツイいっぱつ
「ちゃいますねん 買おて欲しいんですわ」
「うちはヴェトナム戦争終わる前に安いのギョウサン買おて
 お蔭で 在庫ようけ有るねん」
(ええかげんな事云うな 戦争終わって20年も仕入れしてないんか)

そう云いながらも 炉で焚いてみて
「あかん、あかん、 こんなんウチのんに合わへん」

昨日の天国から 今日は地獄に突き落とされました

ご主人が見かねて
「ここへ持って行ったらどない ここは大きいから
 うちで聞いた云うて持って行ったらよろしわ」

紙に堺の「梅栄堂」の所番地を書いて教えてくれました




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伽羅を求めてウロチョロと

2007/11/25 17:49
再びサイゴンへ行った時 あの伽羅が気になり 
日本食レストランで色んな日本人に聞くのですが
詳しく知っている人は皆無 
一人だけ
「ニャチャンに有るらしい?」 と云うのですが

不確かな情報でニャチャンくんだりまで行く気がせず
かといって みすみす高い土産物屋で買う気も起こらず

気にかかりながらも いつものように所在無くブラブラしていました

ある日 あても無くバスに乗っていると
木彫りを扱っている地域を通りかかったのですが

多くの店の看板に漢字で「沈香」と書かれています

エ、エ、 「沈香」て確か「伽羅」の別名
バスを飛び降り 一軒の店に入っていくと
店先には 木彫りの布袋さんや仏像が置いてあり
中では何人かの人が 木彫りを作っています

出てきた人に聞いてみると 店の奥に
前に見た伽羅と同じものがタクサン置いてありました

値段も土産物屋などよりうんと安い
しかし駆け引きの強いヴェトナムの商売人
一軒の店では決められません 数軒の店を当たってみたのですが
皆どこも同じような値段を云います

ナメタラあかんぞ と
「こんなもん高いがな 安うしい 安したら買うんやから
 これやったら他の店と同んなじやないか」
「コレ本当ヤスイヨ 今品薄ヨ アラブ人ガ来てタクサン買ウカラ」

なに、予想外の強敵 アラブ人が出てきました

「しゃあない」 結局 一番多く置いている店で

1キロ程のを 1100ドルで買ってみました

ホテルに持って帰り キッチリ包んでバッグに入れたのですが
その日から 部屋はほのかに良い匂いが漂い

「大丈夫かいな 盗られんちゃうか」





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伽羅(きゃら)

2007/11/18 04:55
伽羅(きゃら)ってご存じですか
河内のオッサンには不似合いな高尚なものですが・・・・・


相当前になりますが 
ヴェトナム・サイゴンの土産物屋で見かけました
香木では 一番位の高いものだそうです
その時の値段は忘れましたが 土産物にはあまりに高価で
とても買う気が起こりませんでした

木質部に黒い樹脂が細かくサシのように入った
体に染み込むような 甘く高貴な匂いのするものです
持ってみると ぺとっとした樹脂の感触が伝わり
見た目よりズシッと重い 黒檀のように水に浮かべると沈むそうです

日本に帰って なぜか気になったのでデパートに行きますと

ナ、ナ、 なんと 1グラム 3000円

あの当時の金の相場より高いんですね

これは詳しく調べねばと思ったのですが
その当時パソコンなど普及していませんので早速図書館です
そう云えば昔は分からない事があると よく図書館へ行ったものですが
今はパソコンでほとんどの事が調べられる 隔世の感があります

調べてみると 伽羅とは
沈香と云う香木の高級な物とか 別名と出ています
昔から南蛮貿易の重要なもので ヴェトナムが産地

日本の「香道」では最重要な香木で
これを「馬毛蚊足」などと云うややこしい言い方
ようするに 馬の毛か蚊の足のように細くチマチマと切り
炭の上に雲母を乗せた上で焚くのです
直接炭で焚くと 髪の毛のような極細なものですから
一瞬にパッと燃えてしまいます

細々と匂いを持続させたいのに こんな太っ腹なことは出来ません

とにかく 手の平に乗るような小さな炉で焚き

これを手で囲って 匂いを嗅ぐわけです
イヤイヤ嗅ぐなどと 下々のようなゲスな云い方はしません
なんと云っても高貴なお遊びなんですから

「聞く」と云うんですね 「聞香」とも

髪の毛ほどの香木(なんと入っても高価なんですから)
を焚き 何人もでまわし嗅ぎ
その香の名前をあてる遊びだそうです

なんともイジイジとした そして雅な遊びのようです

でも、ちょっと面白そう

「今度行ったら買うてきたろ」




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英会話より大事なもの

2007/11/10 04:36
日本に来たフィリピン人がよく
「日本人 英語ダメダカラ」と云います

日本人自身も どうもこれにコンプレックスを持っているようですが
英語を話せない事が そんなにに恥ずかしい事でしょうか?

日本国内でほとんどの日本人が 仕事や生活で英語を必要とせず
他の国と比べて これ以上無い生活が出来ています

このことは誇りにこそすれ 卑下することは一つも無い

これから英語を必要とする人は益々多くなる思いますが
それは 必要とする人や 好きな人がやれば良いのであって
大多数の日本人が英語ペラペラになどと 強迫観念に囚われる必要はない

観光地でヨーロッパからの白人客も怪しい英語使ってますよ

それより社会人として もっと大事なことが有るように思うのです

高校で歴史教育が 軽視され問題になりましたが
かりに英語がペラペラの日本人が海外に滞在し
その日本人が 日本史や世界史を全く知らなかったら
そして日本の伝統や文化を全く解さず 
日本人としてのアイデンティティーを持っていないとしたら
いくら英語が話せても 真っ当な外国人が相手にするでしょうか
そして英語が上手くなるほどに 日本人らしさがなくなっていくように思うのです
これは私の ひがめでしょうか


自国語が英語の国ならバカでもチョンでも 英語はペラペラなんですから

それより英語を全然しゃべれない日本人でも 華道にでも通じた人がいたとして
向こうの人と交流したとき どれほど尊敬されるでしょう
そうなると言葉は後から付いてくるでしょう

英語がしゃべれなくても 向こうから興味を持ってくる
そう云う日本人が増えてくれば どれだけ素晴らしいことか

それと日本人はどうも他国語を話すのは苦手なようで
まえにアメリカの英語学校に通ってた人が云うには
チャイニーズやコリアンは上達するが
日本人はいつまでたってもダメだということでした

しかし弱点は 往々にして裏側に別の良い面をもっている
幕末にそれまで全ての技術開発を 幕府から禁止されてた日本が
必要になればオランダの本だけを頼りに
短期間に自力で蒸気汽船でも作り上げてしまった

このようなことは 他の国では考えられないと思うのです

あまり周りから云われることに気を使って
長所をなくしてしまう

「角を矯めて牛を殺す」 ような結果にならなければ良いのですが


「英語がしゃべれる それがいったいナンボのもんじゃ」 



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フィリピン 昔の方がましだった

2007/11/08 04:46
私が 初めてフィリピンへ行ったときは
マルコスがまだ大統領の時代でした

あの当時も役人の酷さは他所では見ないものでした 
旅行者が一番はじめに接するフィリピン人 入管の役人
入管の前には長い列が出来ていますが 
最後尾の方でパスポートに小額$紙幣をはさんで振る男がいます
それを見た入管役人が手招きし 即 手続き完了

「エエッ あれはいったいなんや」 
その時いったいなにが行われたのか 私には分かりませんでした

また通関では役人が 
小さな声で 「チップチップ チップチップ」とささやきます
これらは今もあまり変わりませんが

しかし
アメリカの援助のおかげで 街自体今よりはるかに活気があり豊かでした
信じられませんが あの当時はバンコクより豊かだったのです

アメリカの助けがなくなった今では バンコクが十年先を行ってます

我々は時間が経つと 世の中は進み豊かになると思っていますが
後退する国もあるんですねぇ

人によれば マカティーは高層建築も建ちどんどん良くなっていると云いますが
一箇所だけ良くなり 他は後退するなんてあるでしょうか
フィリピンの政策を象徴したげんしょうに思えるのですが

マルコスのクーデター退陣の後 トップの政治家は変わっても
底辺の国民の暮らしは どんどんと悪くなるばかりです

でもフィリピンの皆さん あまりそのように感じていないらしく
「バンコクは どうなの」と聞く語感には 
マニラはバンコクより進んでいると思っているようです

夜郎自大ですな

誰も彼もが 「フィリピンは貧しい 貧しい」と云いながら
アジアで英語を話せる国民は フィリピンだけ
アジアで一番アメリカナイズされたという誇り

アメリカ そう なにがなんでもアメリカなんです
お仕着せの歪んだ民主主義に惑わされ 
東南アジアで一番進んでいると思い込んでいるようです

フィリピン人の90%以上がカソリック 
これもスペインとバチカンが残した政策でしょう

ベトナムの独立でも 独立運動に走ったのが 仏教徒であり
独立反対運動をしたのが カソリックの神父ですから

政教一致ですな

今までの被支配者ということに なんのこだわりも持っていないんですよね
むしろ それが精神的なよりどころとなっている

本来悲しむべき姿なのですが  国民にその自覚がないと云うよりも 
スペインの影響やアメリカナイズされた文化がプライドになってしまっている

人間プライドがないと生きていけないものでしょうが

アメリカへの隷属性が抜けない限り

この国は 一人立ち出来ないのではないか




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吹き矢

2007/11/06 03:49
飛行場の先に ヴェトナムボートピープルの収容所が有ると聞き出かけました
広い敷地を 竹垣で取り囲み外から中は見えません
わずかに建物(小屋のような物)の屋根が見える位です

先に進むと閉まったゲートが有り 脇の小さな戸が開いておりました
中を窺うと多くの人が所在無げに座っていたり ウロウロしたり
何をどうすることも出来ない 収容者のやるせない姿が見えます
壊れそうな舟に乗り 命がけでたどり着いた先がこの収容所

今どのようになっているか知りませんが 私が行った当時は
ボートピープルがニュースを賑わしてから そんなに時間が経っていず
記憶に生々しいものがありました 収容所内へ入ることは出来たのですが
外からでも 辛そうな生活がうかがえ
ただの旅行者が見物遊山に訪れることなど出来ませんでした
 
そのまま収容所を後に元来た道を戻りました

来る時気付かなかったのですが 飛行場の近くに土産物屋が有ります

入って行くと 貝殻や珊瑚木彫り製品よくある品揃えです
見ていくと良く使い込んだような細い竹筒が壁に飾られています ンン、

「これ何」 
店番のオバチャンが機嫌良く説明してくれるには吹き矢のようです
「山ノ人達ガ使ッテタ アンティーク」
「エエ、古道具もアンティーク云うんやね」
オバチャンは私にちょっと待てと云い 子供に誰かを呼びにやりました

連れて来たのは 失礼ながら小さく小汚いおじいさん
しかし このおじいさんえらく機嫌の良い顔で吹き矢を持って
私を外へ連れ出し 見ているようにと云って
10メートルほど先の電柱に吹き矢を吹きました
「コツッ」 という力強い音がして矢が突き刺さってています
次の矢も又次の矢も ほぼ同じところにコツッ コツッ

「スッゴー これやったら猿でも鳥でも一発や!!」

おじいさんは褒められ上機嫌に 今度は私に吹けと勧めます
「エエッ」 ニコニコ笑ってる歯の抜けた口許の両脇に唾をいっぱい溜め
吹け 吹け と勧めてくれるのですが 唾で光った吹き口を見ると

「ちょっ ちょっと考えさせて」 這々の態でゴマカシ

貝殻3個買い許してもらいました





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ジャイカの希少動物保護施設

2007/11/04 04:08
プエルトプリンセサの街から トライシクルで30分程のところに
ジャイカが運営してる フィリピンの希少動物保護施設があると聞き
読み終わった文庫本を手土産に出かけました

なだらかな緑の山に囲まれた平野の中

広大な敷地に遠くから見ても分かる大きなケージと
研究施設のような白い建物が数棟建っています

見せて貰うと
大きなケージには多くの希少な鳥が放たれ
半坪ほどのケージが並んだ中に目立たないが 目を引く鳥がいました

今まで気になっていた叭々鳥(ははちょう)を初めて見たのです

以前から 水墨画などを見てどこに居るどんな鳥か
絵も好きですが 鳥や動物好きには非常に気になる鳥でした
大きさは 九官鳥を一回り小さくした程 黒一色の羽毛です
くちばしの付け根の上に 叭々鳥独特の羽毛が立っています

中国でも多くの画家が画材に選んだだけあって
思慮深げな深い瞳に凝視され 何気に首を傾ける姿からは
こちらが観察され 見透かされているようにさえ思えてきます

一見するとカラスを小さくしたような目立たない姿ですが

「さすがに 画家の目は節穴やない」

この他哺乳類 や爬虫類の
ワニやコモドトカゲと良く似たトカゲなど
多くの絶滅危惧種が収容されています

事務所に立ち寄り 読み古した文庫本を手土産に
日本人の職員の方から 少し話を聞きました

「このように自然と緑豊かなところでも 絶滅危惧が起こるのですか」

「今は雨季ですから 周りの山も緑の草に覆われ分かりませんが 
 乾季になると全ての山は枯れ草に変わり それは無残なものです
 元々この辺の山は 大木が生い茂っていたのですが 無秩序な伐採で
 ほとんどの山が禿山になってしまいました」

そう云われてみると青々とした山にはほとんど木が生えていません

「何年かすると 又木が生えてくるものと違うんですか」

「日本のように恵まれた温帯モンスーン地帯では 植林をしなくても
 30年ほどするとほぼ木が生え揃うのですが 
 この辺の厳しい自然条件ではこのまま放っておいたら
 いつの事になるやら分かりません 二度と戻らないかもしれませんよ」
 
このような事は よく聞くことですが 思っていた以上に深刻です

そして我が日本は 自然に恵まれた有難い国のようです





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海上生活者

2007/10/31 04:00
プエルトプリンセサの東側は道幅も広く
人通りも少ない閑静な住宅街ですが
西側は 市場 港 漁村 海上生活者の
ざわめくエリアになっています

市場を通り抜け細い道を行くと 漁港が拡がります
漁港のそばには ドックがあり
何艘もの船が水から揚げられ補修をしています

フィリピンの船は木造船ばかりですから 数ヶ月に一度は陸に揚げ
船底に付いた藻や貝を落としたり 船虫(船喰虫)の駆除がひつようです
日本でも同じなんですが 木造船に船虫は天敵なんです

船虫はゴカイのような虫で これを放っておくと船底の木を盲滅法に食い進み
木は無残な穴だらけ 陸上でのシロアリのようなものです

日本では夏場にこの虫の被害が多いのですが
フィリピンは年中夏ですから大変ですよね

見ていると ドライバーのようなもので虫をかき出したり
火で焼いたり 船底を叩いて音を聞いたり
こつこつとですが念入りに 命を預ける船ですから

船の手入れを見ながらドックを通り過ぎると 
細い路地は板をかけられた道に変わり
その先は迷路のような海上生活者の集落となっています

時折テレビや写真で見かけるあの景色を裏側から覗けました

土地を買えない人たちが 海上に柱を立て家を建てているのですが
外から見るだけでも 電気も引かれテレビアンテナも立ち
暗さのない漁師という正業を持った人達の明るい世界です

ですから危険な臭いはしないのですが

板を渡り集落に一歩踏み込むには 結界のようなものを感じました

物見遊山に人の家へ土足で入り込むようで

しかし この海に立てられた木の柱 
船虫の心配は無いのでしょうか





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タコのアドボ

2007/10/29 03:22
プエルトプリンセサ
ここでも街の真ん中に市場があります
さすがにフィリピンで一番の漁獲量を誇るパラワンの市場

豊かな海産物であふれています
量が多く珍しい物では「海ぶどう」 こちらでも生で食べるようです
「感心 感心」 植物繊維にミネラルいっぱい

白人など海草はシーウィーヅ(海の雑草)などとバカにしていますが・・・

それと最近これが薬のカプセルの原料になるらしく
台湾人が来て 大量に水揚げされているようです

ウロウロしていると タコを売っています
アジアではどこでもイカはよく見るのですが タコは初めて

「どうして食べるの?」
「オクトプス(訛ってますね) アドボにしたら美味しいね」
アドボとは イカとか豚や鶏を酢を効かしてしつこく焚き 日持ちよくした料理です
しかしタコのアドボは知りません

タコをアドボに焚いたら えらく時間かかりそうやけど

面白そうや買ォたろ

タコと海ぶどうを買って 食堂に持ち込みです
日本と違い東南アジアでは 食材を持ち込んでもイヤな顔をせず
こちらの云うように 料理してくれますし
調理法を云わなくても 適当に作ってくれます

おばさんに タコをアドボに海ぶどうはなにも云わず渡すと

海ぶどうをサッと洗い パティス(魚醤)とカラマンシーを出してくれました
プチプチとした食感の海ぶどうを ポン酢で食べるようなものです

「オオ、 結構旨いですね」 しかしそんなに量を食べられる物ではありません

そう思っていると タコが出てきました 「えらい 早いな」
アドボと云うから時間がかかると思ってたのですが

サッと 煎り煮のように作ってくれました
そらそうや 柔らこうするには相当時間がかかるし
中途半端に焚くと 固ぉて食われヘン 煎り煮が正解やな 食べてみると

「オッ 旨いがな」 ご飯とよくあいます

オバチャン タコのワタも一緒に焚いてくれたようで
コクがあって旨い 

イカでも ウリと一緒に焚いたら旨いもんな

さすが海洋民族です





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プエルトプリンセサ

2007/10/27 04:09
アンダーグラウンド・リバーから帰って来て
「やっぱり俺には街のほうがエエなぁ」

ここプエルトプリンセサは 
私の好きな喧騒 汗と手アカにまみれた
グチャグチャ ゴチャゴチャした街ではありませんが
たまにはこういうとこも良いものです

それに街の大きさが歩いて廻るにはちょうどよく トライシクルなどいりません
ほとんどの家はゆったりとした庭付きの平屋建て
人影も少ない 清潔な街並みを当ても無く歩いていると
白いコンクリート塀で囲まれた倉庫のような建物に

「海参」 と漢字で書かれています

「ヘェ〜 キンコ(干しナマコ)かいな」 

食材店のショーケースで見た事ありますが
こんなところで作って 集荷してるんですね
ゲートが開いていたので入っていくと 人がいましたので

「コンチワー ちょっと品物見せてくれる」
「イマ雨季デ 少シシカ無イヨ」 と云いながら倉庫で見せてくれました
倉庫の片隅で 麻袋に入ったキンコを見せてくれながら

「ドコカラ来タノ?」
「どこやと思う?」
「ホンコン、タイワン、、、、オォ〜 シンガポーリアン」

(なんで日本が出てけぇへんね!!! と思いながら)

「タイワン」 と云うと
「ツギニ来タトキ タクサン有ルョ」
どうもこのオジサン私をバイヤーと勘違いしているようです
化けの皮が剥がれないうち 礼を云って退散です

せやけど どこ行っても中国人に間違われてしまう

中国人からも・・・・

以前 上海に行ったときも
小汚いオッサンが近づいてきて 紙に書いた住所を見せながら
「++***〜〜?????」
「リーペン(日本人」 )と云うと
人の顔をまじまじと見て 「リーペン!!」 と云って立ち去りました

こんだけ周りに中国人ばっかりウジャウジャいてるのに 

「なんで俺に聞きに来んねん!!」




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アンダーグラウンド・リバー

2007/10/25 04:24
ゲストハウスのおばあさんのお奨め 
アンダーグラウンド・リバーへ行くことにしました
おばあさんに行くところを紙に書いてもらい 
ジプニーに乗ろうとバスターミナルへ
バスターミナルと云っても 市場の先のただのデコボコした広場

早く着き過ぎ 待っていると豚のけたたましいなき声が
小屋から引きずり出され トライシクルにくくられ連れていかれました
30分ほどすると もう肉のブロックになって帰って来たのですが
昨夜まで惰眠をむさぼっていたのに 朝がきたらもう肉の塊  (合掌

朝からええもん見せてもろた  (えげつない奴っちゃな!!!)
と思っていると やっとジプニーが来ました
「長距離で疲れるから助手席に乗るよう」 おばあさんの助言に従い
割増料金を払って助手席へ プエルトプリンセサを離れるとすぐガタガタの地道
飛んだり跳ねたり4〜5時間  腰を突き上げ脳みそシェイク
「助手席ん乗って本まに良かった」

目的地につきジプニーを降り トライシクルで教えられたビーチへ行ったのですが
雨季にあたるため バンガローの客は私一人
曇り空のビーチは・・・  「誰も〜 居ない海〜 ♪」

「訳も分からんと えらいトコ来てもうた!!」 
すぐプエルトプリンセサに取って返したかったのですが

せっかく来たのだから気を取り直し翌朝 ボートでアンダーグラウンド・リバーへ

着くと 手漕ぎの小さなボートに乗り換え川から鍾乳洞の中へ漕ぎ入れます
客は私一人 薄暗い洞窟に水を漕ぐオールの音がポチャ〜ンポチャン

「なんや淋しぃ観光やなァ」

舳先に乗って懐中電灯は私が持ち進んでいくのですが
少しいくと 中はもう真っ暗ライトを消すとなにも見えません
コウモリが飛び交い 獣じみた臭いまでしてきました

漕ぎ手のオッチャンが笑いながら騒ぐので見てみると
鍾乳石で出来たリンガ(男根)のようなもの
その他色々なかたちの鍾乳石を説明してくれます
せっかくこのようにオッチャンが力を入れて案内くれてるのに 
なぜか盛り上がらず 半分ほど行くと飽いてしまいました

「オッチャンもうええワ 帰ろ」 (なんて愛想のない男や)

しかしこれは私の趣味に合わなかっただけ
本当は スゴイ人気スポットで
そして今は 「世界遺産」に登録されているそうです

「ボートのオッチャン御免」

「せやけど 人気の無いビーチはサミィシなァ」





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パラワン

2007/10/23 03:24
前回のプエルト・ガレラの楽しさに味をしめ 
フィリピン人に フィリピンで一番田舎はどこか聞くと

「ミンダナオ」
「ぇぇ、あんなドンパチしてるとこ危ないやないか」
「ソレナラ パラワン アソコハ本当ド田舎」
うんうん パラワン響きが良いですね 秘境な雰囲気

「ちょっと行ってみたろ」

ジェット機でマニラから1時間程で着いたところは
秘境の雰囲気???  ただの地方、、田舎都市

そらそうや ジェット機が行くところ
ペニスケースを着けたオトウさんがウロウロしてる秘境なわけないわ

その日はプエルト・プリンセサで一泊しようと
空港にたむろしている トライシクル(バイクに屋根つきのサイドカー付き)
に聞きゲストハウスへ

因みにパラワンにタクシーはありません

行く道はどこにもゴミがなく 舗装整理されています
プエルト・プリンセサはどこへでも徒歩で行ける大きさですが
どの道もゆったりと大きくとってあり 整然とした街並みです

「ホンマにマニラと同んなじ国か、フィリピンか?」

空港から 10分ほどで街中に入ります
着いたところは 古いが大きな庭のついた立派なコロニアルな邸宅
ゲストハウスと聞いていたので 嬉しい誤算です
荷物を部屋に置き  ホールに座ってビールをたのむと
品の良いおばあさんが持ってきてくれました
ガイドブックを持っていなかったので ビールを飲みながら
おばあさんから 情報収集がてらよもやま話を色々聞くなかに

「1月前 日本人のドクター二人ががマラリアの調査に来て泊まったのよ」
「へ〜 こんな所まで来るんやね」
「でもあの人達 本当にドクターかしら?」
「なんで?」 (ドクターは金持ちやから もっとええトコ泊まる思てんのやろか?)

「あの人達 英語ぜんぜん話せないのよ!!」
「ハハハ、 日本ではドクターでも弁護士でも英語話さないョ」
「でも貴方英語話すじゃない」

「エエ、」 どうも私の英語よりひどかったようです

フィリピン人は英語を話さないと ホントバカにします

自分達もいいかげんな英語使ってるのに

フィリピン人のピングリッシュ チャイニーズのチングリッシュ
でも皆サン厚顔に 堂々と自信を持って使かっています


とにかくこのようにフィリピンのラストフロンティア 「パラワン」は
かつてフィリピン有数のマラリア流行地でありました

今は? よく知りません!!





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ミルクフィッシュ

2007/10/20 04:31
日本に来ているフィリピーナに フィリピンで美味しい魚と聞くと
「バグース(ミルクフィッシュ)」 と多くの答えが返ってきます

ですから初めてフィリピンへ行った時 バグースを楽しみに出かけました
一見ボラに似た 30センチ程の魚で どこの市場でも見かけるありふれた大衆魚で
シニガン(スープ) や フライパンで焼いたのや 炭火焼きなど色々有ります

少し手をかけた料理では バグースを壷抜きにして 
その後にトマト玉葱ニンニクなど詰め炭火で焼く
鶏の丸焼きなどと一緒によく焼かれています
フレッシュな小さい唐辛子を持ってきてもらい 齧りながら
カラマンシー(タイのマナオ 日本のスダチに似た柑橘)と
パティス(魚醤)で作った 合わせ酢につけ
ビール・サンミゲールのあてによく食べたものです

他の料理は 小骨が多く淡白過ぎると思うのですが
彼女達にとっては フィリピンで安く手に入る魚で
誰でも気安く食べられ 美味しいのでしょう
フィリピン人に愛される 国民魚のようです

このように出回っているのは いたる所でで養殖されているのです
マニラから車で少し遠出すると 浅い養殖池を見ることができます

バグースは元々海水魚なんですが 汽水でも淡水でも養殖出来るらしく
水さえ有ればどこでも養殖出来る

そして養殖はいたって簡単 土地に低い堤を作って
水を張り 稚魚を放つだけ
バグースは池に生える藻を食べるのでエサも要らないそうです 

「そんなん丸儲けやな!!」

ところが時々水害にあって バグースは皆逃げてしまい
今度は 丸損です 「世の中そんなもんや」

見てみると 多くの池が水を抜き干し上がっています

「あの池は稚魚が無いから あないしてるんかいな?」 聞いてみると

そうではなく 干し揚げたところへ ”人糞” を入れ
しばらく置いて水を入れると 藻がよく育つそうです 

「なるほど人糞は窒素肥料や」

そ・・そやけど なんか 人糞が藻を育てそれをバグースが食べ
そのバグースを人間が食べ ”雲古” を出す それを・・・・・・

「なるほどエネルギー不滅の法則やね!!」

(余談)
タガログ語で ウンコのことをタエと云うのですが
たえ子と云うと 私のウンコの意味になりますので
日本に来たフィリピーナがよく笑ってました
日本では良い名前なのに 所変われば品変わる
たえ子さんすみません 要らぬことを書きました





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闘鶏

2007/10/18 04:15
フィリピーノ(男)を一番熱くさせるギャンブル 「闘鶏」
闘鶏が始まるまで 近くの町をウロウロしていると 2人の白人観光客がきて

「チキンファイティング ドコデスカ ?」 エッ チキン?と思いながら場所を教え
「どちらから 来ました ?」 と聞くと
「ドイツ カラ」 日本の皆さん心配しなくていいですョ 通じたらよいのです

フィリピンの闘鶏は 昔日本の庭先でやっていた様なチャッチィものでは有りません
円形二階建ての「闘鶏場」 コロシアムという感じでしょうか

すり鉢状の観覧席で 真ん中に鉄柵の小さなリングが有ります

これから闘う鶏 一羽ずつの供覧 さすがに鶏は昂ぶっていきます
大きさは軍鶏のように大きくなく 普通の鶏サイズ
2人の男が闘鶏を持って互いを睨み合わせ 闘争心をますますかき立てます

そうしてる間に 
客席の中になん人も立った場立が自分の周りの客から注文を取るのですが
一人一人バラバラなかけ金を 40〜50人の人間が云うのです
場立はメモなど取りません 全て記憶していくのです

勝負がつくと すぐ場立は一銭の間違いもなく回収したり払い戻したり
これはスゴイびっくりです これまでフィリピーノをあなぞっていましたが脱帽
何度も賭けましたが 一度たりとも間違いはありませんでした

感心しながら 少し飽いたのでスタジアムの下へ降りていくと
小さな部屋では これから闘う鶏の蹴爪に 
細く鋭利な10センチ程のナイフを念入りに括り付けています

鶏は闘うとき お互い向き合って飛び上がり 蹴爪で相手を蹴るのですが
蹴爪にナイフを付けるのですから 考えるだにおぞましい
はやいときは2〜3回蹴り合ったら 勝負がつきますが


長くかかった時は双方ズタズタになって 悲惨なものです

勝った方も瀕死の重体 スタジアムの下で傷口を針で縫う手術を施します
何人もの手術師が横に並んで鶏を縫っていますが どの鶏もナイフで切られキズだらけ
この後養生をして 又戦いに向かうのです

負けた方は すぐ人間に食べられる 全く無駄がありません





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レチョン

2007/10/16 03:49
東南アジアに行けば よくある料理ですが
当たり外れが少なく美味しい 炭火で焼いた鶏や豚の丸焼き

フィリピンでもこれらの丸焼きはレチョンと云って大人気
街をウロついていると 専門店を見かけます

鶏の丸焼きはレチョンマノック
いつも暇つぶしで親しくなった個人タクシーの運転手さんが
郊外に美味しいレチョンマノックを食べさすところがあると云うので
知り合ったフィリピン人と一緒に 早めの夕食に出かけました

ロハス通りを南に下って飛行場を過ぎ少し行ったところ
大きな駐車場がついた結構立派なドライブイン
面白いことは クーラーを使わず建物全て目の細かい網で包まれています
テラスで矮鶏(ちゃぼ)程の小振りなトリを可愛い女の子に切り分けてもらい

自然の風に当たりながら ビールを飲むのですが
さすが評判を取るだけに 脂のエグイ旨味ではない小味が口に拡がります

大きな良い身はタクシーの運転手さんとフィリピン人に
関節部 腹腔 皮と美味しいところは私 スポンサーですからね(笑)

しかしフィリピンで 只単にレチョンと云えば豚の丸焼き

「レチョンバブイ」

屋台で売っているところもありますし
暇つぶしにジプニーに乗って ウロウロしていると
腹開きにして焼いた豚を 店先にいくつも飾っているのを見かけます
好きなところを小分けしても売ってくれますし 
店内で食べられるところもあります

やはり美味しいのはバラ肉のところ それも皮が一番ですので
焼いた時 火膨れをおこしたような カリカリの所を頼み
それを小さく切ってもらいます
目方を量って テーブルにつくとレバーで作ったタレがつきます

このタレにカラマンシーを絞りいれ コリアンダーの微塵切りをこれでもかと入れ
フレッシュなチリを齧りながら 
豚をタレにつけ 口に放り込み ビールを飲るのですが 

ガチガチに固い皮を噛んでいくとマッタリとしたゼラチン質にかわっていき
ビールで流し込むとタマリマセン

でも さすがの美味しい人気料理も そんなに沢山食べられません
ほとんど残った肉は ナイロン袋に入れてもらい お持ち帰り

ホテルの女の子にあげると大喜び

次の日からの笑顔が違います (笑)




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キアポ

2007/10/14 05:03
マビニから北へ2〜3キロのところにキアポがあります
私には昼のマニラで 一番楽しいところでしょうか

マビニを通るジプニーはほとんどキアポに行きますので交通の便は良い
ジプニーに乗り エルミタを離れると 
珍しく広々とした公園やスッキリとした人々の憩いの景色が見られます

キアポの手前で河を渡るのですが
この河の上流に あの有名なマラカニアン宮殿があります 
しかし下流のこのへんになると いつ死体が浮かんでいても誰も驚かない

そしてこの先の キアポ教会から西のチャイナタウンにかけて
工具 日曜雑貨 軍放出品 花屋 食べ物違法なものから 占い師のようなものまで
私達が考えられる あらゆる商売が混在し 人々で溢れ返っています

言葉にすると 雑多 無秩序 混沌 雑駁 グチャグチャと浮かぶのですが
文字にすると どうも違う 例えて云えば

もしツアー客を乗せたバスで乗りつけても 窓から見せるだけ
ガイドは絶対 お客をバスから降ろさない  このような所でしょうか

もし こんな気の利いたツアーが有ればの話ですが

では危険な場所かと云うとそのような事は無く
街並みは 中国南部の様式 「亭仔脚」が見られますし
人々は 教会や買い物に来た フィリピン人の日常の姿です
 
道の両側にギチギチにはみ出した店舗と 道に居座った露店
ドッと出てきた人達が 迷走と混沌の蠕動運動を起こしているのです 
これで興奮しないような旅行者なら よっぽどのわからんちん
旅に出ない方がよいでしょう

珍しい商売では 教会を取り囲むように生薬や薬を売っている何十軒と云う露店
種々雑多なビンに入った薬から 根っ子や葉っぱトカゲの干物
さすがチャイナタウンのお膝元 いかにも怪しげな効きそうな効かなさそうな
しかし売っているのは皆 どこにでもいてそうななオバチャン連中

日本でブームになったバナバも もちろん売ってます
十枚ほど束にして 効能書きを添え
しかしバナバなんて 公園や街路樹にいくらでも植えているんです
百日紅の花に似た きれいな花が咲きます

マビニから来る時渡ってきた橋の下に行くと
竹や籐等のハンドクラフト雑貨を扱う店がたくさん並んでいて
種々雑多な中から探すと 結構良いものが安く売っています

ネ、行きたくなったデショ ?




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